2024年の5月15日から7月12日までJohns Hopkins大学のNatalia Drichko教授が物性研の外国人客員所員(type B)として滞在し、その期間中に大学院生のJesse Liebmanも加わって分子性物質の一軸圧力下電気抵抗測定の研究を行いました。
期間中は研究だけでなく、ビアパーティなどの物性研行事や日本観光も楽しんで過ごされました。

2023年の7月10日から17日まで代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われ、実行委員会の行事部会長として山下がエクスカーションなどを中心とした大会運営に携わりました。
約80の国と地域から392名の選手が来日し、問題試験だけでなく様々な文化体験を実施することができました。
下の写真は、報告書の一部から。

2023年の4月1日から7月31日までParis-Saclay UniversityのEdwin Kermarrec教授がJSPS外国人招へい研究者
として滞在しました。
新しく発見された量子スピンアイス候補物質Ce2Hf2O7の研究だけでなく、お花見にビアパーティのサッカーなど、ご家族と一緒に物性研滞在を楽しんで過ごされました。

去年に引き続き、柏サイエンスキャンププログラムの一環として 「核磁気共鳴実験で探る物質の磁性」が行われ、3名の学部生に参加してもらいました。
今年は昨年よりもスムーズに実験が進み、成果発表スライドの作成も時間をかけて取り組めました。

全学体験ゼミナール、柏サイエンスキャンププログラムの一環として 「核磁気共鳴実験で探る物質の磁性」が行われ、4名の学部生に参加してもらいました。
強磁性金属のFeとNiのNMR測定から内部磁場を評価してもらい、 正方格子反強磁性体RbMoOPO4ClのNMR測定から内部にできている磁場構造について 考察してもらいました。
オミクロン株の感染が広がる中でしたが、無事に実験を成功させ、 素晴らしい発表をしてくれました。
<実験風景>
<成果発表スライドの抜粋>
普段使っていない装置をまとめました。使いたい方がいましたらご連絡ください。 PDF版はこちら。

25kHz〜200MHz 高周波・広帯域ロックインアンプ 3台

今年も新領域物質系専攻の芝内研と合同で、山中湖の山中寮内藤セミナーハウスでセミナー合宿を行いました+。

今年のプログラムは以下の通り
| AFe2As2 (A= K, Rb, Cs) as the proximity to Mott insulator | 石田 浩祐 |
| Magnetism and superconductivity in iron-based ladder materials | 細井 優 |
| 低次元系の電子スピン共鳴 | 近藤 潤 |
| 重い電子系超伝導体CeCoIn5におけるスピン共鳴とQ-phase | 田代 三輝 |
| トポロジカル超伝導体候補物質Half-Heusler 化合物における圧力効果 | 新井 佑基 |
| Topological superconductivity in doped Bi2Se3 | 水上 雄太 |
| Recent Progress in the study of Superconductivity in URu2Si2 | 竹中 崇了 |
| ハーバートスミサイトとサイトミキシングのないカゴメ格子 | 土岐 勇人 |
| マグノンペア状態の熱ホール効果 | 赤澤 仁寿 |
| Compass model | 松浦 康平 |
| Review of the chiral antiferromagnet Mn3Sn | 下澤 雅明 |
集合写真はコウモリ洞窟で

新領域の芝内研と合同で山中湖の山中寮内藤セミナーハウスでセミナー合宿を行いました+。

セミナープログラムは以下の通りでした。皆様お疲れ様でした。
| 量子臨界点近傍の電子状態 | 山田章悟 |
| Strange metal without magnetic criticality | 水上雄太 |
| Metamagnetic quantum criticality in Sr3Ru2O7 | 細井優 |
| NMR を用いたCeCoIn5 の研究 | 田代三輝 |
| トポロジカル絶縁体 | 下澤雅明 |
| 異常ホール効果における最近の話題 | 今井悠介 |
| ワイル半金属のカイラル異常 | 杉井かおり |
| Superconductivity in Half-Heusler Compounds | 竹中崇了 |
| The Spin Model of Iron-based Superconductors ~biquadratic exchange~ | 松浦康平 |
| 有機導体θ型BEDT-TTF 塩における電荷状態 | 近藤潤 |
| Cooper-pair density wave state in cuprate high-Tc superconductors | 石田浩介 |

集合写真は忍野八海で。
駒場の学部生が参加する柏サイエンスキャンプが行われました。 山下研の「超伝導の不思議な性質」に4名が参加しました。

慣れないはんだ付けの作業などがあって大変でしたが、スズ玉のジョセフソン接合をきれいに作ってもらいました。

スズ玉のシャピロステップの観測は残念ながらうまくいきませんでしたが、I-V特性の観測は、スズ玉のSIS接合も鉛のSIN接合もとてもうまくいってよかったです。


アメリカの中でも有数のスキーリゾート地であるコロラド州アスペンで開催されたAspen Winter Conferenceに参加してきました。

スノーボードの有名な大会"Winter X GAMES"でも有名なスキー場のある町なので会議の合間にスキーに行ってきたのですが、広大なゲレンデ

とゲレンデから望めるコロラド山脈の雄大な景色

を楽しむことができました。
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mathjax:
mathjaxが一番綺麗か。
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&imgr(./image/yamashitapic.jpg,nolink,10%);などとすればよい。
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5/22から6/1まで京都大学の松田研の実験のお手伝いをするためにフロリダのタラハシーにある強磁場施設での実験に行ってきました。

マグネットタイムは5/27-31だったのですが、ついてみたら5/27はMemorial Dayという軍人のための祝日で何の実験もできませんでした。コーネル大にはそういう祝日はなかったように思うのですが、南部のフロリダでは軍隊に入る人が多いそうで、大事な祝日だそうです。

左は実験に使ったプローブです。V-CANの中に試料を置いて、ヘリウム3温度まで実験ができるようになっています。 実験はCell8を使って35Tまで行う予定だったのですが、右の写真にある冷凍機が漏れて実験できませんでした。水曜日のお昼にヘリウムバスの外側の真空が漏れてしまい、霜だらけになってしまったのです。あわてて別のプローブで実験しようとしましたが、時すでに遅しという感じでほとんど実験できませんでした、、、。
ながらく測定にはLabView 2009を使っていたのですが、ここでつかっていた温度計の校正プログラムがLabView 2012 では少し違う温度を返すようになりました。調べてみると、LabViewでは2010からコンパイラのアップデートがあって、浮動小数点の取り扱いが変わったそうです。R(T)の関数を適当な多項式でフィットして、その係数をVIの中に数値制御器のデフォルトの値として記録しているのですが、そこが少し変わってしまっているようです。
参照:Numerical Implications of Compiler Improvements in LabVIEW 2010
"Standing still is not an option."とか言われても困ってしまいます。
対応策はNIに問い合わせ中。
→NIの栃木様に対応策教えてもらえました。結局、以下の対処からバージョン間で値が違う現象を回避。
DBLだと上記の数値の取扱いの影響を受けてしまう。EXTに変換してからデフォルト変数として保存するようにする。
LabViewのフォーミュラノードはDBLしか取り扱えない。また、LabView2009のフォーミュラノードにはバグがあって
"y = a*R**i;"
とするのと
"x = R**i; y = a*x;"
で、結果が異なる場合があるということがわかりました。多項式フィットの結果を再利用するときのa_i * R^i の計算では掛け算とべき乗"Power of x"のVIを使うようにする。